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      徒然なるままに...<2004年 3月TV撮影裏話番外編の巻>

 2004年5月22日土曜日に放送されました”ポカポカ地球家族”(テレビ朝日系)の撮影裏話日記です。デジカメ撮影者本人が出演してしまったため、写真があまりありません。ごめんなさい。
 
 と、その前になぜ私たちの家族がTV出演することになったかですが、番組制作会社であるKMA社が”ヨーロッパの田舎に住んでいる日本人家族”ということで、インターネットを通して私のこのHPに辿り着かれ、今年の1月に直接メールをいただきました。もちろん、日本に住んでいないとは言え、かなりの露出になってしまうので(別に水着になるわけではないけど)、私なりに考えていたところ、ドンドンが”日本に住む家族や友達にとっても、数年後、数十年後の私たちにとってもいいことなのではないの?”と言ってくれ、あまり深刻になることもないか、と軽い気持ちでYesのお返事をしました。
 それから、何回か質問集を送られ、それをお答えし、電話でも何度か打ち合わせをして、3月始めにパリ在住で日本語が上手なアイリッシュのジョニーさんがロケハン(Location hunting、下見のこと)にバリナまで来ました。今回の番組は、アイルランドの政府観光局も協力してくれると言うことで、ジョニーさんは、この期間中リムリックの観光局のマネージャーと綿密なる打ち合わせをされていたようです。

 先にも書きましたが、最初は軽い気持ちでお引き受けしましたが、結果的には私の親戚家族知人友人以外の方々から、多数”アイルランドに行きたいなぁ。といった気分にさせる番組”、”アイルランドが上手く紹介されている番組。””日本人が上手く現地に溶け込んでいる姿に感動した。”などなどいただき、番組製作にはほんの少しだけの協力ではありましたが、これだけ、他の人たちにアイルランドが紹介できて、やはり出演してよかったなーと実感しております。
 もちろん、親戚家族友人からも”思わず泣けてしまったー!””ちーちゃん(私のあだなです。)、頑張ったね。””ずいぶん痩せて映ってたよー。”といったコメントをいただきました。本当にありがとうございます。

 番組をご覧になった方は気づくと思いますが、カットされた部分がほとんどです。一番最初、ディレクターさんに”ほとんどカットしますので...”と言われましたが、まさにその通りでした。撮影時間は20時間近く、そして番組自体は正味20分の世界です。


2004年3月13日土曜日 雨、強風

 前の晩に打ち合わせをする予定だったのが、TV Crewのみなさんの到着が夜遅かったので、この日の朝一に顔合わせとなりました。第一日目からスケジュールはみっちり。 前もっていただきていたスケジュールとは多少違う新たなスケジュールをディレクターさんからいただき、打ち合わせをしました。その間、コナンとショーナはすっかり柳ヶ瀬さん、藤井さんと遊んでもらってご機嫌。ドンドンはジョニーさんと地元のバスドライバーであるジョンさんとだべっていました。
 下の写真は、左から若くそして将来有望なTVディレクターの吉川さん、 コナンが本当に懐いてしまったカメラマンの柳ヶ瀬さん、体力勝負そして色々と気遣いをして下さった音声の藤井さん。現地コーディネーターのアイリッシュでパリ在住のジョニーさんの写真が残念ながらありません。(写真は、コナンの学校のホールで撮ったものです。
                

 打ち合わせの後、リムリックのマーケットへみんなでぞろぞろと向かいました。カメラを向けられたことがない人がほとんどのこの朝市場では、東洋人のテレビ隊が何やら撮影しているぞ!ということで普段はぺちゃくちゃおしゃべりな野菜売りや玉子売りのおばさんも固まってしまったり、顔を伏せたり...アイルランドではTVは日本ほど人気がないので(日本では文化の一つですよねー。)、カメラの前でピースピースの野次馬の存在はあまり目立ちませんでした。それか、ただ単に人口が少ないからかもしれませんね。

 午後は、撮影隊はバリナ周辺の撮影に行かれ、夕方からは私のテニスの試合の撮影。テニス仲間で仲良くしている友達アリソンは、あれだけ前もって”メイクする必要はないよ。”と行っていたのに普段見たこともない派手目なアイシャドーを入れかなり気合が入っていました。この夜は、女子ダブルスのリーグ戦で、結果的に私たちの負け。パートナーのリンダは、試合中撮影していたから負けたんだと言い出す始末。確かに彼女はかなり緊張していました。他のコートでプレイしていたメーブやテスも、”緊張したー!”と騒いでいました。確かに、のどかな田舎のテニスコートに、東洋人が大きいカメラで撮影する図には笑えるものはあります。
 更に、テニスの試合の後、アイルランドらしいパブの撮影ということで、地元パイパーズインに行きました。この時も、アリソンと旦那さんのティムを誘い、ドンドンと私の4人でギネスで乾杯。私はいつもギネスにブラックカラントというベリーのシロップを入れて甘くして飲むのですが、それも紹介をしました。パブではアイルランドの音楽をやっていましたが、典型的なセットダンスなどでかかる音楽とは違い、ちょっと地味目な感じの音楽でした。お開きは、午前様...
 
2004年3月14日日曜日 雨、強風

 朝は、コナンのサッカー練習風景の撮影予定でしたが、大雨のためサッカーが中止。この日は、朝から断水になってしまったりのハプニングがありましたが、何とか準備も完了し2時から我が家でホームパーティをしました。大人子供総勢50名は軽く来てくれましたか。番組のためにではなく、仕事が一段落したら、今までパーティやディナーに誘ってくれた友達をいちどきに呼んでしまおうと前々から計画していたのです。誘ったうちの一家族だけ用事で来れなかったのですが、素晴らしい出席率。前もって、日本からテレビの撮影隊が来るよ、と言っておいたのが効いたのかもしれません。ごちゃごちゃガチャガチャしていましたが、とても楽しい午後でした。
 盛り上がったのは、何と言っても”納豆巻き”(自家製ね。)と”けん玉”。納豆巻きどころか、日本食が全く食べれないアイリッシュももちろんいたわけで、ドンドンは用意することないと言っていたけれどもやはり、せっかく来てもらって何も食べれないだとかわいそうなので、急遽、アイリッシュの大好きなソーセージとチップス(フライドポテト)を出しました。
 けん玉は、最初は子供達が遊んでいたのに、大人たちがワーワー騒いでかなりの時間けん玉ひとつで盛り上がっていました。ちなみに我が家でもふっと思い出してはドンドンと私でけん玉をしています。(変な夫婦かな?)

               
                 アリソンの息子スティーブンが納豆巻きに挑戦。
                   (この写真はエニス在住のSaoさんから頂きました。Thanx!)


 
2004年3月15日月曜日 強風と雨。

 朝から仕事風景を撮る予定だったので、コナン、ショーナを託児所に見送るシーンからスタート。託児所内も撮影するのかと思って、カレン(託児所の責任者)に了解を得ていましたが、結局中には入らず外からの撮影で、そのままRaheen(ラヒーン)にあるTakumi Precision Engineeringへ。
 Takumiの社長のジェリーは、ドンドンの中学校からの幼なじみでもあり、日本に住んでいたことがある日本語が上手なアイリッシュ。しかも、私がドンドンとお付き合いを始めた頃から知っているし、奥さんのJ子さんは日本人で地元日本人主婦の会のお仲間でもあります。他に足掛け5年もお仕事をさせていただいているV社は、撮影許可を取るのが難しいということで、諦めました。

 仕事風景の撮影の後、撮影隊の皆様は、かの有名なCliffs of Moher(モハーの断崖絶壁)へ移動され、そして、夕方は、我が家の夕食風景の撮影と言うことで、定番化している”シェパーズパイ”を作り、そのデザートとしてシュチュウド・ルバーブ(Stewed rhubarb)が登場しました。日本で栽培されているのには驚きました。しかも、広辞苑で調べたら(何も調べることはなかったのだけれども)シベリア南部原産だそうです。私はヨーロッパのものと信じきっていました。
2004年3月16日火曜日 雨、強風、のち雨。

               

 何の写真かわかりにくいですが、午前10時から全校で行われたセントパトリックデーの劇です。(アイルランド語でのタイトルはCeolchoirm in onoir do La 'L Padraig) コナンは、セントパトリックに杖を渡す役を演じましたがカメラを意識してかちょっと恥ずかしがっているように見受けられました。

 午後は、大雨の中、義理の妹と双子の娘ジェシカとレベッカと私たち3人でバンラッティーキャッスル(Bunratty Castle)へ。ここは、私のお薦めのスポットと言うことでの撮影でしたがとにかくひどい天気で、私たちの到着をずっと待ってくれていた方々、特にロバに子供達を乗せるということで2時間近くも待ったんだよーと愚痴っていたロバ君のおじさんとロバ君、ごめんなさい。ここは民家園のようなフォークパークで、農家の家ではソーダブレッドの実演を見ることができました。何度もここには足を運んでいますが、ソーダブレッドの実演を見たのはこれが初めて。番組にアイルランド政府観光局が協力しているのをここで感じ取ることができました。

 夕方戻ってきてからは、私の自宅での仕事風景の撮影、各部屋の撮影、私や家族の写真の撮影ののち終了。

2004年3月17日水曜日(セントパトリックスデーのため祝日) 午前中雨、午後晴れ。

 午前中は、リムリックのパレードの見物の前に、私とドンドンへのインタビューを地元 2 mile gateで撮影。ここで不覚にも私は涙してしまったのですが、前々からディレクターさんからは、”何か困難とか逆境があったといったお話はありませんか?”と聞かれ続け、”私は本当に運が強いのかそういう目にあったことないんですー。”なんてすらっとぼけて言っていたのが、収録されてしまった通りです。さすがディレクターさんは聞き上手(?!)。

        
         リムリックのパレードで。コナンはちゃっかりとディレクターの吉川さんに肩車してもらっていました。
           重くてごめんなさいね

 結局、インタビューが長引いてしまいリムリックのパレードは最初から見ることができませんでした。それにしても、リムリックではあんなに天気が悪かったのに、地元のバリナ・キラルーにもどってくるや嘘のような晴天。
 行進中、カメラマンのヤナさんが滝のような汗をかきながら、橋を猛ダッシュしていたのが、印象的でした。本当に大変な仕事です。(実感。)
       

         コナンの所属するLough Derg FC。ドンドンはこのクラブのコーチをしています。
           そして、私もショーナもファミリー会員なので一応所属しているのです

 この後は、毎年恒例の義母のナンシー宅に家族全員集合。今年は例年と比べてあまり人数が揃わなかったのですが(ドンドンは9人兄弟の長男)、テレビ撮影隊がやってくるということで、みんな結構おめかししていました。
 ドンドンご自慢のアイリッシュコーヒーは、私がディレクターさんに、”ドンドンは学生時代にバーマンやっていたから、ギネスの注ぎ方やアイリッシュコーヒーの作り方にこだわりがあるんですよー。”とポロっと言ってしまったのが、”じゃ、実際に作ってもらいましょうか。”となり、義理の妹のニーブが生クリームを買いに3件もコンビニをハシゴさせられ、たまたまナンシーの家にあったインスタントコーヒーが”ネッスル”(この番組はネッスルの一社だけがスポンサーなのです。)で、最後ばっちりまとまってよかったよかった、とコーディネーターのジョニーさんが笑っていました。


 出演者といたしましては、日本、そしてアイルランドの親戚、友人の助け無しではできなかったことだと思います。この場を借りて深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 そして、私のHPを発掘してくださったKMA社の皆様、編集してくださったニューウェブ社の皆様、テレビ朝日の皆様、アイルランド政府観光局の皆様、Takumi Precision Engineering、ジェリーレイノルズ様、他皆様、コナンの学校関係、託児所、パーティに参加された方々、テニス仲間、Loug Derg FCのちびっこ達+お母さんお父さん方、Sully ファミリーのみんな、(おそらくこれで漏れはないと思いますが。)  いい経験をさせてくださって本当にありがとうございました。
 
 最後に、TV Crewの吉川さん、(泣かせてくれてありがとう!!)、カメラマンの柳ヶ瀬さん(子供達の面倒を見てくださって本当にありがとうございます!!)、音声担当の藤井さん(3月の時にはガールフレンド募集中でした。)、現地コーディネータージョニーさん(今度はキラルー周辺でヒルウォーキングしましょう。)、かなり強硬なスケジュールでありましたが、最初から最後まで色々とありがとうございました。またいつかアイルランドに来られることがありましたら、是非とも声を掛けて下さいね。そして、これからも素晴らしい番組をたくさん作って、人々を感動させて下さいね。


 一番最後に、ドンドン、コナン、ショーナ、朝から晩までのスケジュールをよくこなし文句も言わず頑張りました。この番組は私たち家族のいい思い出の一ページになるでしょう。